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バリキャリOL、バンドスタッフ始めました「大好きな音楽に携われる人が増えますように!」

アー写コメント

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こんにちは、きたゆいです。

クリスマスも終わり、2020年も残すところあと数日となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?いつもなら年始は義実家で過ごすのですが、来年はコロナの影響で帰省せずに家でのんびりするお正月になりそうです。

さて、8月末から執筆してきたこのコラムも7本目になりました!

が、サイトリニューアルに伴って私のコラムも今回で一旦休載となります;(なので、今回は長めです)。今まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!

また再開する際には、より面白く、パワーアップした記事を書けるよう、力をつけていきたいと思います^^

私のこれまでの記事は「バリキャリOL、バンドスタッフ始めました」で読めます。

前回前々回の記事では、これまでスタッフとして活動する中で見つけた、バンドへの関わりの深さ4段階についてお話しました。

わたしのスタッフとしての最終目標は、今関わっているバンドで「④一緒に成長する:バンドの成長をサポートする中で、自分も成長する」という4つ目の段階に辿り着くことですが、そこに至るために、

☑実際にスタッフとしてどんなことをやっているのか?
☑スタッフの役割とはどんなものなのか?

上記についてお話ししていきたいと思います!

(注:わたしの場合、何をすればいいのかよく分からない未経験の状態から手探りでやってきているので、通常のバンドスタッフのお仕事からズレている可能性もあります。あしからず。。。)

バンドスタッフの仕事は幅広い!~手探りで見つけてきた自分の役回り~

コンサートホール

この記事を書くにあたって、これまで自分がスタッフとしてやってきたことをひとまず全部リストアップしたのですが、本当に幅広いことをやらせてもらってるな~と改めて思いました。そんないろんな機会に関わらせてくれているバンドメンバーには、本当に感謝しています。

バンドによってスタッフが関われる範囲は異なりますが、わたしは「自分にできることなら何でもやりたい!関わりたい!」というスタンスなので、常に自分にできることがないかを探しながら、こちらからも積極的に提案するようにしています。

当初は、自分に何ができるのか、どう役に立てるのかあまり見えていなかったのですが、できることを一つずつ増やしていき、関われる範囲が少しずつ広がっていっている感じです。

これまでわたしがやらせてもらったお仕事を分類してみると、以下の4種類がありました。

① 接客・販売系:物販やビラ配りなどお客さんと直接接する仕事

② 広報・プロモーション系:SNSの企画や販促企画などバンドのことをより多くの人に知ってもらうための仕事

③ クリエイティブ系:アー写撮影、ライブでの写真・動画撮影など、広報・プロモーションの素材を作る仕事

④ マネージャー・事務局系:スケジュールや進行管理、渉外、その他諸々のスキマを埋める仕事

バンドのフェーズや、メンバーでやれることによってもスタッフに必要な役割は変わってきますが、わたしの場合はこんな感じです。ここからは、それぞれのお仕事についてもう少し詳しく書いていきます。

①接客・販売系:物販やビラ配りなどお客さんと直接接する仕事

わたしがスタッフとして最初からやっていた仕事がこれです。わたしが最初に関わることになったバンドAは、コロナ以前は毎週定期的にストリートライブをやっていました。そこでCDやグッズを販売しており、それらを買って下さるお客さんの対応をしていました。

ストリートライブの時には、立ち止まってライブを見てくれる方々へのビラ配り、ライブ中の写真や動画撮影を同時に一人でこなすことになるので、なかなか忙しいのですが、その中でも一番重要なのが、「物販」です(主に物販の売上でバンド活動にかかる費用を捻出しているので)。

たとえば、曲をやっている最中でもお客さんが物販スペースに来てくれることがありますが、そんな時は何か他のことをしてても一旦置いて、すぐに対応するようにしていました。

特にストリートライブの場合、その時々の偶然の出会いがあるので、お客さんが買おうかな~と思った瞬間に買えるようにしておかないと、機を逃してしまいます……。お客さんの動きをちゃんと見ることが、すごく大事な仕事なんじゃないかと思います。

また、自分が物販に入るからには、一つでも多く売れるようにすることを心がけています。

たとえば、CDを買うか迷っているお客さんがいた時に、「(今買ってもらえたら)メンバーがサインしますよ~!」と一言を添えるだけで買って下さる方もいたので、そういうちょっとした工夫をいつも考えながらやっています。

これは余談ですが、バンドのスタッフになってお客さんから差し入れをいただく、というのがわたしの密かな夢だったのですが、その夢が叶ったのもバンドAで物販に入っていた時でした(バンドAのお客さんはほんといいお客さんが多いんですよね……有り難い!)。

▼お客さんからいただいた差し入れ達
おやつ1

おやつ2

②広報・プロモーション系:SNSや販促企画などバンドのことをより多くの人に知ってもらうための仕事

これは、わたしが関わったどのバンドでも多かれ少なかれやらせてもらったお仕事です。

分かりやすいのはSNS企画で、日々の投稿内容を考えて発信するのはもちろんのこと、新曲や新しいMVを解禁する時のプロモーション企画や、ファン参加型の企画など、バンドをより多くの人に知ってもらい、興味を持ってもらう方法を考えて提案する、ということをやっています。

SNSというのは反響が数字で分かるものなので、やってみたけどあんまり反応をもらえなかった……という時はやっぱり難しいな~と思いますが、その分、たくさんの人が見てくれたり、ファンの方からポジティブな反応をもらえた時はホッとします。

スタッフとしてバンドのSNSのことを考えるようになってからは、自分が好きかどうかに関わらず、色んなバンドのSNSを見るようになりました。

時には音楽とは違う業界(スポーツとかお笑いとか)でやっているプロモーションからヒントが得られることもあるので、常に色んなところにアンテナを張っておこう、と思いながら生活しています。

③クリエイティブ系:アー写撮影、ライブでの写真・動画撮影など、広報・プロモーションの素材を作る仕事

この領域に関しては、わたしはまだまだ初心者で、完全に勉強中の身ではあるのですが、いくつかチャンスをもらってトライしています。

たとえば、アーティスト写真(通称:アー写)の撮影がそれです。

当時は一眼カメラを買って間もない頃の撮影だったので、色々と不安がありすぎて、事前に撮影場所の下見に行ったり、カメラに詳しい知り合いに懸念点を質問しまくったり、必要そうな機材を買い足したり、できる限りの準備をして撮影に臨みました。

さらに、撮影が終わった後の編集も、ほぼ素人の状態だったので、見様見真似でソフトを使いながら何とか完成させた……という感じでした;

でも、自分が撮影した写真がバンドの公式のものとしてリリースされるのはめちゃくちゃ貴重で不思議な体験でした。

その写真が解禁された時に、ファンの方々から「めっちゃいい!」「すごく楽しそうなのが伝わってきます!」というポジティブな反応をもらえたことが何よりも嬉しかったです。

やっぱりファンの方に喜んでもらえるのが一番だなぁ……と実感しましたし、慣れない中での撮影や編集で四苦八苦したことも、それだけで全て報われた気持ちになりました(バンドが新曲を出す時もこんな気持ちなのかな~と思ったりしました^^)。

▼アー写を見たファンの方々からのコメント

アー写コメント

いい反応をたくさんいただけたのが嬉しくて、ニヤニヤしながら眺めてました☺

④マネージャー・事務局系:スケジュールや進行管理、渉外、その他諸々のスキマを埋める仕事

この領域は、バンドで活動をしていくうえで(特に駆け出しのバンドにとっては)、実は一番大事な部分なんじゃないかなと思います。

バンド内で、全体を俯瞰的に見てうまく進行できるがいればいいのですが、全員が全員そういう適性があるわけではないですし、事情がわかっているメンバーだからこそ逆に言いにくい……みたいなことが出てくることもあるようです。

なので、そこを第三者的にサポートする人がいると、バンドが前に進みやすくなるなぁということを実感しています。

1本目の記事の「バリキャリOL、バンドスタッフ始めました」にも書いた通り、バンド活動はやるべきことが多くて忙しいことが多いです😥

☑楽曲制作
☑バンド練習
☑ライブの集客
☑SNSやHPの更新
☑動画配信や編集、物販の企画から発送作業
☑ライブハウスやスタジオなど関係者とのやりとり
☑オーディションへの応募

……などなど、これらをバンド内だけでまかなおうとすると、抜け漏れが出てきたり、各々のメンバーの都合でなかなか前に進まなかったり、途中で進行が滞ってしまうことが出てきます。

それを、第三者的な目線から情報を整理したり、メンバーがやりたいと言っていたことを資料にまとめたり、役割分担やスケジュール、優先順位を考えてタスクに落とし込むところを一緒にやったり、うまく進んでいないことがあればその原因を解消できるよう考えたり……まさにマネージャーっぽい仕事ですね。わたしが関わっているOSCAではそんなこともやっています。

あとは、たとえば「ライブハウスに出ていきたい!」となったら、ライブハウスの方とつながりのある人にお願いしてつないでもらったり、「バンドのロゴが作りたい!」となったら知り合いのグラフィックデザイナーを紹介したり、「ライブ配信ができる場所が必要!」となったら場所を貸してくれる人を探してきたり、といった渉外的な役回りを担うこともあります。

皆さんに、クールでロックな音楽が届きますように!

きたゆい ピース

今回は、わたしがバンドスタッフとしてやってきたことについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

これを読んで、「バンドスタッフって面白そう!」「私もやってみたい!」と思う方がいれば、お気軽にわたしのインスタにDMしてください^^ まずはざっくばらんにお話しましょう◎

わたしのような未経験者でも、音楽の裏側に関われて、バンドと一緒に青春できるコミュニティ「ウラバン!」を運営しており、オトハル(コミュニティメンバーの名称)の皆と少しずつ活動を進めているところです。

ウラバン!の活動を通じて、普通に過ごしていてるとなかなか関わることがない音楽の裏方の世界に、もっと色んなジャンルの人が手の届く範囲で関われるような機会を創りたいなと考えています。

■ウラバン!note▷https://note.com/urabanproject(よかったらフォローお願いします!)

このコラムは今回で一旦休載となりますが、ウラバン!の活動はこれからも続いていきますので、メンバーとして、サポーターとして、色んな形で参加していただけると嬉しいです^^

短い期間でしたが、このコラムを最後まで読んでいただき、本当に本当にありがとうございました!

読者の皆さんに、クールでロックな音楽が届きますように。

それではまたいつか(^^)/

yanomi

きたゆい
〇平日はOLとして福祉関係の企業で広報、人事、新規事業開発などを担当する傍ら、休日は関西を拠点とする2つのインディーズバンドでスタッフ、マネージャーとして活動する2つの顔を持つ。
〇バンド活動の裏方に関わる楽しさをより多くの人に知ってもらうため、「ウラバン!」というノンミュージシャンが音楽で青春できるコミュニティづくりを始めている。

▼[New!] OSCAのオフィシャルYouTube▼

OSCAの新しいMVが2本同時解禁されました!
どちらも今売れっ子の若手クリエイター陣に制作していただいた最高傑作です。

ちなみに、「愛したのは」の撮影は渋谷にあるATOM TOKYOという有名クラブを貸し切って行われました。

撮影当日はわたしも同行させてもらったのですが、「プロの制作現場ってこんな感じなんや…!」とただただ圧倒されるくらいの緊張感と本気度がビシバシ伝わってくる現場でした。

本当にいい経験をさせてもらったなと心から思います。
そんなOSCAの新MV、ぜひご覧ください!^^

■愛したのは

■雨

▼[New Release!] OSCA 1st EP.「愛したのは」▼

新MVの解禁とともに、OSCA初のEPもリリースされました!
全4曲収録。メンバー4人が1曲ずつ作曲を担当しています。
活動開始から約1年、今のOSCAとは?を表現した名刺代わりのEPです。
こちらから全曲視聴できますので、ぜひお聴きください◎

1.SoundCloud
https://m.soundcloud.com/osca-official

2.Eggs
https://eggs.mu/artist/OSCA_band_2019

▼きたゆいnote▼

▼OSCAのオフィシャルYouTube▼

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